やりたいことから選ぶプログラミング言語

プログラミングを始めてみよう！と意気込み、調べてみるとプログラミング言語の種類の多さに驚くと思います。
どれを勉強すればいいのかわからず、最初の一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか？
この記事では職種別に仕事内容と主に使うプログラミング言語について紹介します。
ぜひ、興味のある分野から学んでみてください！

この記事で紹介する職種
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
・スマホアプリエンジニア
・AIエンジニア
・組み込みソフトウェアエンジニア
・ゲームプログラマー

【Web系】フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとはYoutubeやAmazonといったWebサービスの画面側を開発するエンジニアのことです。
デザイナーやバックエンドエンジニアと連携してデザインを元に画面を作ったり、サーバーから会員情報などのデータを取得して画面に表示するといったことをする仕事です。

主に使用するプログラミング言語
HTML, CSS, JavaScript

【Web系】バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアとはYoutubeやAmazonといったWebサービスやインスタグラムなどのスマホアプリのサーバー側を開発するエンジニアのことです。
例えばAmazonのようなECサイトでは、ユーザーの会員情報、商品名や金額、在庫といった商品情報など様々なデータをデータベースというデータの倉庫で管理しています。
ユーザーが本を購入したとき、クレジットカードに商品金額を請求、数量(在庫)を-1にする、ユーザーに購入完了のメール通知、出品者に送金などユーザーから見えないサービスの裏側を開発します。

主に使用するプログラミング言語
PHP, Java, Python, Ruby

スマホアプリエンジニア

スマホアプリエンジニアはイメージしやすいと思います。私たちがスマートフォンで使っているアプリを開発するエンジニアです。
iPhoneかAndroidで使用するプログラミング言語が異なってきます。

主に使用するプログラミング言語
iOS(iPhone): Swift
Android: Java, Kotlin

AIエンジニア

AIエンジニアとは人工知能(AI)技術を駆使して自動運転やお掃除ロボット、ユーザーごとにおすすめ商品のレコメンドなど機能などを開発・AIに学習させるエンジニアです。
2022年11月30日にChatGPTがリリースされて以降、さらに盛り上がりを見せている分野となっています。

主に使用するプログラミング言語
Python

組み込みソフトウェアエンジニア

組み込みソフトウェアエンジニアとは自動車やロケット、家電などに組み込むコンピューターを制御するお仕事です。
例えば扇風機に弱、強、切というボタンのうち、強が押されたら羽根を高速回転。切が押されたら電源を切る。
といったように入力信号を受けてコンピューターがハードウェア(機器)に指令を出します。
このようなコンピューター制御のプログラムを設計、開発する仕事です。

主に使用するプログラミング言語
C言語, C++

ゲームプログラマー

ゲームプログラマーはその名の通り、スーパーマリオなどドラゴンクエストなどゲームのプログラムを書いていくお仕事です。
UnityやUnreal Engine、ゲーム会社独自のゲームエンジンを使った開発になると思います。

主に使用するプログラミング言語
C#, C++

今回の記事のまとめ

プログラミング言語の選択は何をやりたいのか？という目的によって大きく違ってきます。
この記事で紹介した自分の興味のある分野で使われている言語から始めてみるのはいかがでしょうか？
言語によって記述の違いはありますが、変数やif文、for文といったどの言語でも共通する部分が多いので1つ習得すると他の言語も格段に習得しやすくなります。
なので最初の言語選びに失敗しても簡単に取り戻すことは可能なので気軽にチャレンジしてみてはどうでしょう。